平成18年度「サービス産業創出支援事業(観光・集客交流サービス分野)」を終えて

経済産業省の同事業に平成17年度の年明けから急遽企画づくりを進め、伝統工芸、教育、集客、ガイドと異なる分野の事業者間でコンソーシアムを組み、初挑戦で採択を得ました。「京都塾」と称する我々のコンソーシアムは、体験型・滞在型のコンテンツと段階的カリキュラムにより、首都圏からの集客システムの構築について検証しました。弊社は事業者間のコーディネートと調査部分のとりまとめを行いました。委託事業ということで、モデル事業実施においても実施期間等で難しいところもありましたが、伝統工芸を軸とした集客の素地が確立し、2008年度はコンテンツに改良を加え、委託事業時を大幅に超える集客を実現しています。事業を通じて首都圏からみた「京都」の持つブランド力、「伝統工芸」の奥の深さについてあらためて痛感しました。